無償資金協力「経済社会開発計画」化学消防車の供与に関する署名(2024年9月6日)

令和6年9月6日
日本政府とサモア政府との間で、化学消防車2台の供与に関する署名・交換が2024年9月6日付けで行われました。

この協力は、サモア消防・救急庁(SFESA)の消防能力を強化することを目的としています。SFESAは、国内における化学物質や燃料関連の火災に対応する重要な役割を担っておりますが、現在は老朽化した中古の化学消防車1台のみで運用を行っております。この度の供与により、SFESAの装備が大幅に強化され、燃料貯蔵所や危険化学物質の事故に迅速かつ効果的に対応することが可能となります。

過去にも、日本政府は草の根無償資金協力を通じて中古消防車を供与しており、今回の新車供与により、さらに強固な連携が図られることが期待されます。また、本協力はサモア国民の安全と安心を確保するための重要な一助となり、両国の友好関係の一層の強化に寄与するものです。

日本政府は、サモアとの協力を今後も継続し、同国の持続可能な発展と安全保障に貢献してまいります。