無償資金協力「経済社会開発計画」地下水源開発関連機材の供与に関する署名式(2024年12月5日)
令和6年12月5日



2024年12月5日、日本政府とサモア政府との間で、地下水源開発関連機材の供与に関する署名式が執り行われました。
日本はこれまで、水資源管理分野において技術研修や浄水場の改善、管路整備技術の支援を継続してきました。近年、気候変動に伴う降雨パターンの変化や水源の汚濁が頻発しており、乾期には深刻な水不足が発生しています。また、既存の機械は老朽化や気候変動のニーズに対応することが困難になっていました。
そこで、今回の支援は、これまでの日本の協力成果を活かし、総額3.9億円の機材を供与することで、サモア水道公社(SWA)の運用能力を強化するための機材を供与し、『効率的かつ持続可能な水資源の確保』と『誰も取り残さない社会』の実現に向けて、水供給体制を強化することを目的に供与が決定しました。
本協力は、サモア国民の安全と安心を確保する重要な一助であるとともに、両国の友好関係を一層強化するものです。
日本政府は、サモアとの協力を今後も継続し、同国の持続可能な発展と安全保障に貢献してまいります。