大使室より(ディズニー「モアナ2」をみる)
令和7年1月6日
ディズニー「モアナ2」をみる
アピアには映画館が一つだけあります。その映画館「アポロシネマ」で、正月早々、ディズニー映画、「モアナ2」をみてきました。(邦題は「モアナと伝説の海2」ちなみに前編のモアナ1は2016年公開です。)
私は最近のディズニー映画はあまり見ていないのですが、わざわざこれを見に行ったのはモアナが生まれ育った島はまさにここサモアだとこちらの人達から聞いたからです。
実は、具体的にどこの島と設定されているわけではないようですが、ここの人たちは地元の話だと信じてます。
実際、少しサモアの文化に触れた人なら、いくつか、そうした跡に気付くと思います。
まず、冒頭、サモア語で歌われる歌が出てきます!
また、村の集会所でモアナと酋長のお父さんが「カヴァ」を飲み交わす儀礼があったり、など。今日でも見られるもので、まあ、見る人が見れば、それとわかります。
火山の島に特有の柱状節理の背景描写や、岩間に海水が間欠泉のように空高く噴き上げるようなシーンもあるところをみると、アピアのあるウポル島ではなく、むしろサバイイ島のような気がします。
ヒロイン、モアナの声を演ずるのはハワイの歌手、アウリイ・クラヴァーリョさん。姿を自在に変えられる半神(デミ・ゴッド)の巨人、マオイの声は「ザ・ロック」のリング名でも知られるハリウッドの肉体派俳優のドウェイン・ジョンソンさん。この方、米国人ですが、なんと母親がサモア人でサモア国籍もある、とかで、サモアでは特に人気の人。
ネタばれになるので、映画の中身には触れませんが、約3000年前にサモアに到達した「海の民」であるこの地のポリネシア人たちが、何故か、紀元前1000年頃からおよそ1000年に渡って南太平洋の広域を航海することをやめてしまったという史実(考古学に基づく)をモチーフに、この地や他のポリネシアの島々に伝わる伝承の神話的世界観が散りばめられています。
まぁ、そんなことを知らずとも、モアナたちの活躍は見ていて爽快。アポロシネマでもたくさんの子どもたちが興奮して見入っていました。
まだご覧になっていない方は是非ご覧になってください。
私は最近のディズニー映画はあまり見ていないのですが、わざわざこれを見に行ったのはモアナが生まれ育った島はまさにここサモアだとこちらの人達から聞いたからです。
実は、具体的にどこの島と設定されているわけではないようですが、ここの人たちは地元の話だと信じてます。
実際、少しサモアの文化に触れた人なら、いくつか、そうした跡に気付くと思います。
まず、冒頭、サモア語で歌われる歌が出てきます!
また、村の集会所でモアナと酋長のお父さんが「カヴァ」を飲み交わす儀礼があったり、など。今日でも見られるもので、まあ、見る人が見れば、それとわかります。
火山の島に特有の柱状節理の背景描写や、岩間に海水が間欠泉のように空高く噴き上げるようなシーンもあるところをみると、アピアのあるウポル島ではなく、むしろサバイイ島のような気がします。
ヒロイン、モアナの声を演ずるのはハワイの歌手、アウリイ・クラヴァーリョさん。姿を自在に変えられる半神(デミ・ゴッド)の巨人、マオイの声は「ザ・ロック」のリング名でも知られるハリウッドの肉体派俳優のドウェイン・ジョンソンさん。この方、米国人ですが、なんと母親がサモア人でサモア国籍もある、とかで、サモアでは特に人気の人。
ネタばれになるので、映画の中身には触れませんが、約3000年前にサモアに到達した「海の民」であるこの地のポリネシア人たちが、何故か、紀元前1000年頃からおよそ1000年に渡って南太平洋の広域を航海することをやめてしまったという史実(考古学に基づく)をモチーフに、この地や他のポリネシアの島々に伝わる伝承の神話的世界観が散りばめられています。
まぁ、そんなことを知らずとも、モアナたちの活躍は見ていて爽快。アポロシネマでもたくさんの子どもたちが興奮して見入っていました。
まだご覧になっていない方は是非ご覧になってください。