当館主催天皇誕生日祝賀レセプションの開催
令和7年2月26日



2月21日夕、Taumeasina Island ResortのBall roomにおいて、当館主催による天皇誕生日祝賀レセプションが開催され、トゥイマレアリイファノ国家元首、フィアメ首相、トゥアラ副首相、レアティヌウ公営企業相、トゥイラエパ野党党首、ヴィ上級判事、当地外交団・国際機関関係者、政府省庁、企業、NGO関係者等約150人が出席しました。
1.鈴木大使は、冒頭の挨拶で、日本とサモアは共に太平洋に位置する島国であるとして、両国のつながりは長く深く、1974年から始まったJOCVや水道供給および廃棄物処理分野におけるJICA専門家の活動を紹介し、人と人との交流が日本とサモアとの国レベルでの交流の基礎となっており、日本とサモアを含む太平洋島嶼国との首脳会合であるPALM(太平洋島嶼国首脳会議)に触れ、2024年7月に東京で開催されたPALM10へのフィアメ首相の出席について言及、また気候変動がこの地域の最大の安全保障上の脅威で、日本もこれに応えるべく、気候変動対策への支援を行っているとして、UNDP連携やPCCCについて言及。最後に、両国は、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化が重要であるという共通の世界観、価値観を共有しているとして、両国の国連等のマルチラテラルの場での協力に言及すると共に、大使として、今後も法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化にサモア政府と共に取り組んでいくとの決意を述べました。
2.フィアメ首相は、日本とサモアは、長年にわたり繁栄を続けてきた強固な友好関係を築いてきたとして、日本とサモアは1973年に国交を樹立し、今年は相互に有益なパートナーシップを築いてから52年目となる旨、日本は、他の開発パートナーと同様に、開発協力を通じた惜しみない支援を行っているとして、JICAボランティアの派遣、無償資金協力による経済社会開発計画の下でのサモア水公社(SWA)のための新しい掘削装置の調達、サモア国立大学における新たな保健科学キャンパスの建設、そして、草の根・人間の安全保障無償資金協力による学校建設や車両の引き渡しについて言及すると共に、ハイレベルの相互訪問が、両国関係における協力とコミットメントを強化する上で重要な役割を果たしているとして、2024年2月の上川前外務大臣の訪問、そして法務省からの高官の訪問を受け、民主的統治を支援する目的で、サモアの法務大臣と代表団が日本を相互訪問したこと、更に、同年7月の東京で開催された第10回太平洋・島サミット(PALM10)への自らの出席、当時の岸田総理との二国間会談について言及し、「ブルーパシフィック大陸のための2050年戦略」という戦略に沿った協力について話し合い、サモアのニーズに応える活動や二国間援助の実施について話し合った旨紹介した上で、天皇陛下の健康とご繁栄、そしてサモアと日本の友好関係が続くことを祈念して、挨拶を締めくくった。
3.今回のレセプションでは、大使館公邸の料理人である東雅之氏が手掛けた寿司や、日本酒や焼酎等の日本産酒類が提供されました。
1.鈴木大使は、冒頭の挨拶で、日本とサモアは共に太平洋に位置する島国であるとして、両国のつながりは長く深く、1974年から始まったJOCVや水道供給および廃棄物処理分野におけるJICA専門家の活動を紹介し、人と人との交流が日本とサモアとの国レベルでの交流の基礎となっており、日本とサモアを含む太平洋島嶼国との首脳会合であるPALM(太平洋島嶼国首脳会議)に触れ、2024年7月に東京で開催されたPALM10へのフィアメ首相の出席について言及、また気候変動がこの地域の最大の安全保障上の脅威で、日本もこれに応えるべく、気候変動対策への支援を行っているとして、UNDP連携やPCCCについて言及。最後に、両国は、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化が重要であるという共通の世界観、価値観を共有しているとして、両国の国連等のマルチラテラルの場での協力に言及すると共に、大使として、今後も法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化にサモア政府と共に取り組んでいくとの決意を述べました。
2.フィアメ首相は、日本とサモアは、長年にわたり繁栄を続けてきた強固な友好関係を築いてきたとして、日本とサモアは1973年に国交を樹立し、今年は相互に有益なパートナーシップを築いてから52年目となる旨、日本は、他の開発パートナーと同様に、開発協力を通じた惜しみない支援を行っているとして、JICAボランティアの派遣、無償資金協力による経済社会開発計画の下でのサモア水公社(SWA)のための新しい掘削装置の調達、サモア国立大学における新たな保健科学キャンパスの建設、そして、草の根・人間の安全保障無償資金協力による学校建設や車両の引き渡しについて言及すると共に、ハイレベルの相互訪問が、両国関係における協力とコミットメントを強化する上で重要な役割を果たしているとして、2024年2月の上川前外務大臣の訪問、そして法務省からの高官の訪問を受け、民主的統治を支援する目的で、サモアの法務大臣と代表団が日本を相互訪問したこと、更に、同年7月の東京で開催された第10回太平洋・島サミット(PALM10)への自らの出席、当時の岸田総理との二国間会談について言及し、「ブルーパシフィック大陸のための2050年戦略」という戦略に沿った協力について話し合い、サモアのニーズに応える活動や二国間援助の実施について話し合った旨紹介した上で、天皇陛下の健康とご繁栄、そしてサモアと日本の友好関係が続くことを祈念して、挨拶を締めくくった。
3.今回のレセプションでは、大使館公邸の料理人である東雅之氏が手掛けた寿司や、日本酒や焼酎等の日本産酒類が提供されました。
- 鈴木大使挨拶(PDF)(PDF)
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- フィアメ首相挨拶(PDF)(PDF)
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