百日咳についての注意喚起

令和7年3月24日

ポイント

●サモアにおいて、2024年11月28日に百日咳の流行が宣言されました。この流行宣言は現在も有効です。
●特に子どもは感染すると重症化する可能性が高いため、ワクチンの接種状況を確認するとともに、サモア保健省のHP等の最新情報をよく確認し、感染防止に努めてください。

サモア国内の感染状況

​2月24日付のサモア保健省のレポートによると、百日咳の感染者は累計411人であり、感染者の99%はウポル島(1件のみサバイイ島)在住と報告されております。感染者数は減少傾向にあるものの、昨年11月28日の百日咳の流行宣言は未だ解除されておらず、同省は引き続き警戒を呼びかけています。

百日咳の症状

百日咳の症状は風邪に似ていますが、子供(特に生後6か月未満の乳児)が感染すると重症化・長期化する可能性が高まります。飛沫及び接触により感染し、感染力が強いことで知られますが、手洗い、うがい等の基本的な感染予防策のほか、予防接種が有効とされています。

参考:厚生労働省HP
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/whooping_cough.html

百日咳の予防方法

百日咳ワクチンは、日本では生後数か月の乳児に対する定期接種の対象となる混合ワクチンに含まれていることが多く、サモアでも生後2、3、4か月での接種が義務とされています。特にお子様のおられるご家庭では、ワクチン接種状況を改めてご確認いただくとともに、妊娠されている方には接種も推奨されています。サモアでのワクチン接種の詳細については、以下のサモア保健省HP等をご参照ください。

留意事項

サモア国内の最新の百日咳(Pertussis, Whooping cough)の状況については、サモア保健省のHP又はFacebookをよくご確認いただき、感染拡大防止に努めてください。また、強い咳が続くなどの体調の異変が生じた場合は、直ちに最寄りの医療機関を受診してください。

○参考:サモア保健省
H   P:https://www.health.gov.ws/
Facebook:https://www.facebook.com/healthsamoa/
 
○連絡先
在サモア日本国大使館・領事班
電話番号:+685-21187
連絡先:japanese.embassy@ap.mofa.go.jp