草の根・人間の安全保障無償資金協力 贈与契約署名式(2025年10月1日) (1)サモア国立腎臓財団診療車及び医療機器整備計画 (2)アレイパタ中等学校改修計画

令和7年10月1日
鈴木大使とサモア国立腎臓財団の代表者ら
署名する鈴木大使とサモア国立腎臓財団のヘイゼルマン統括責任者
鈴木大使 サモア国立腎臓財団でのスピーチ
鈴木大使とアレイパタ学校委員会の代表者ら
鈴木大使 アレイパタ学校でのスピーチ
10月1日、サモア国立腎臓財団診療車及び医療機器整備計画ならびにアレイパタ中等学校改修計画に関する贈与契約署名式が実施され、鈴木亮太郎大使が各代表者と草の根・人間の安全保障無償資金協力(GGP)における贈与契約書に署名しました。
 
サモア国立腎臓財団は、移動診療車1台およびコレステロール・糖尿病関連検査機器・血圧計・聴診器・体重計など計20台の医療機器を調達するため、限度額349,413サモア・タラ(128,460米ドル相当)の供与金を受け取りました。本計画により、サモア全土で年間延べ約3,725人がが腎臓検診を受診でき、腎疾患の早期発見が促進されるとともに、年間延べ約19,300人に対する腎疾患等の啓発活動の実施が可能となります。
 
アレイパタ中等学校委員会は、ウポル島アレイパタ地区サレアウムア村に所在する同校の既存校舎改修のため、限度額353,001サモア・タラ(129,779米ドル相当)の供与金を受け取りました。本計画により、16教室および外部廊下の改修を行い、320名の生徒と19名の教員が、安全で適切な環境下で学習・教育活動を行うことが可能となります。
 
我が国政府は、これらの案件が無事に成功し、今後コミュニティに好影響を与え続けることを確信しています。そして、我が国は全ての人々の生活の質を向上させるためにGGPを通じて持続可能な開発を促進し、現地パートナーと緊密に協力し続けています。