草の根・人間の安全保障無償資金協力 贈与契約署名式(2025年11月7日)サモア消防・救急庁車両整備計画
令和7年11月7日
署名する鈴木大使とタヌヴァサ長官
スピーチする鈴木大使
鈴木大使とサモア消防・救急庁の代表者ら
2025年11月7日、サモア消防・救急庁車両整備計画に関する贈与契約署名式が実施され、鈴木亮太郎大使は、同庁のタヌヴァサ・オロアプ・ペトネ・マウガ長官と限度額356,521サモア・タラ(133,030米ドル相当)の贈与契約書に署名しました。
本資金は、ウポル島アピア消防署・アアナ消防署、サバイイ島マオタ消防署に、日本製の車両3台を供与するために使用されます。現在、同庁が保有する車両は主に救急車や消防車などの緊急車両であり、乗車定員も2~4名に限られています。このため、大規模火災や自然災害等の緊急時に、現場の後方活動を支援する人員や追加の資機材を迅速に現場へ輸送する車両が不足していることが課題でした。新車両の導入により、同庁の現場派遣体制は一層迅速かつ効率的に強化され、サモア全土約20万人に対し、より質の高い緊急対応サービスの提供が見込まれます。
サモア消防・救急庁の設立以来、我が国政府は草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じて継続的に支援しており、2009年度、2014年度、2017年度、2020年度、2021年度には消防車・救急車・救助艇などの車両・機材を供与してきました。さらに、国際協力機構(JICA)を通じて職員の能力向上を目的とした研修を実施するとともに、ボランティア派遣も継続しています。
我が国政府は、同庁が日々の業務の中で日本の技術、専門知識、そして経験を積極的に活用していることを大変嬉しく思うとともに、本プロジェクトで供与される新車両が、同庁の能力強化および市民からの一層の信頼向上につながることを期待します。
本資金は、ウポル島アピア消防署・アアナ消防署、サバイイ島マオタ消防署に、日本製の車両3台を供与するために使用されます。現在、同庁が保有する車両は主に救急車や消防車などの緊急車両であり、乗車定員も2~4名に限られています。このため、大規模火災や自然災害等の緊急時に、現場の後方活動を支援する人員や追加の資機材を迅速に現場へ輸送する車両が不足していることが課題でした。新車両の導入により、同庁の現場派遣体制は一層迅速かつ効率的に強化され、サモア全土約20万人に対し、より質の高い緊急対応サービスの提供が見込まれます。
サモア消防・救急庁の設立以来、我が国政府は草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じて継続的に支援しており、2009年度、2014年度、2017年度、2020年度、2021年度には消防車・救急車・救助艇などの車両・機材を供与してきました。さらに、国際協力機構(JICA)を通じて職員の能力向上を目的とした研修を実施するとともに、ボランティア派遣も継続しています。
我が国政府は、同庁が日々の業務の中で日本の技術、専門知識、そして経験を積極的に活用していることを大変嬉しく思うとともに、本プロジェクトで供与される新車両が、同庁の能力強化および市民からの一層の信頼向上につながることを期待します。