サモア消防・救急庁車両整備計画(2025年度草の根無償)引渡式(2026年4月30日)

令和8年4月30日
鈴木大使と式典参加者
鈴木大使によるスピーチ
供与された日本車3台
2026年4月30日、草の根・人間の安全保障無償資金協力(GGP)による、サモア消防・救急庁への日本製車両3台の供与を記念し、アピア市内の同庁本部にて引渡式が執り行われました。式典には、鈴木亮太郎大使をはじめ、首相付副大臣ヴイ・イイガ・シオネ・イガ氏、同庁長官タヌヴァサ・オロアプ・ペトネ・マウガ氏、同庁職員が参列しました。
 
本案件では、総額356,521サモア・タラ(133,030米ドル相当)の無償資金協力により、トヨタ製の14人乗りバン2台および日産製のピックアップトラック1台が供与されました。これらの車両は、ウポル島のアピア消防署およびアアナ消防署、ならびにサバイイ島のマオタ消防署に配備される予定です。サモア消防・救急庁の設立以来、我が国政府は草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じて継続的な支援を行っており、2009年度、2014年度、2017年度、2020年度および2021年度には、消防車、救急車、救助艇などの車両・機材を供与してきました。
 
これまで供与された車両の多くは救急車や消防車といった緊急車両であり、乗車定員が2~4名に限られていることから、大規模火災や自然災害などの緊急時において、後方支援に従事する人員や追加の資機材を迅速に現場へ輸送する手段の不足が課題となっていました。今回の新たな車両3台の導入により、同庁の現場派遣体制は一層迅速かつ効率的に強化され、サモア全土約20万人に対して、より質の高い緊急対応サービスの提供が期待されます。
 
草の根・人間の安全保障無償資金協力は、1991年にサモアで導入されて以来、地域の強靭性の向上や人々の生活の質の改善に資するさまざまな取組を支援してきました。本案件は、防災および対応能力の強化を通じてサモアを支援するとともに、両国の協力関係をさらに深化させるものです。