アアナ第一中高等学校講堂建設計画(2020年度草の根無償)引渡式(2022年3月3日)

令和4年3月4日
  新しく建設された講堂
  千田大使と生徒達
3月3日、草の根・人間の安全保障無償資金協力(GGP)を通じてアアナ第一高等学校に建設された講堂及びトイレ棟(資金供与金限度額218,136米ドル(547,000サモアタラ相当))の引渡式が執り行われました。
 
式典には、我が国政府を代表して千田恵介大使が、サモア国政府よりセウラ・イオアネ・トゥアウ教育・スポーツ・文化大臣、トエオレスルスル・セドリック・シュスター資源・環境大臣/トアアナ第4区国会議員をはじめ、教育・スポーツ・文化省代表、学校理事会、保護者、校長、教員、生徒等が参列しました。また、大使は、中学時代の恩師の作成された日英バイリンガルの絵本数冊を、生徒たちにプレゼントしました。
 
我が国政府は、社会経済の発展において最も重要な分野の一つが「教育」であるとの観点から、サモア全土における基礎教育の発展に資するべく、同分野での支援を継続しています。2020年にアアナ第一中高等学校委員会により申請された本件についても、同校の教育環境が改善されることで、サモアの基礎教育の発展に寄与すると共に、我が国とサモアの友好関係の更なる深化が期待されます。
 
我が国はこれまで、1991年にサモアに導入された草の根・人間の安全保障無償資金協力(GGP)を通じて、教育のみならず保健や環境など様々な分野において、210以上のプロジェクトを行っています。