パラウリ・シシフォ中高等学校講堂建設計画(2020年度草の根無償)引渡式(2022年6月16日)

令和4年6月20日
 新講堂
 千田大使と式典の参列者
サヴァイイ島のパラウリ・シシフォ中高等学校の生徒と周辺コミュニティは、6月16日開催の日本の草の根・人間の安全保障無償資金協力(GGP)の供与式典と共に2学期を迎えました。

日本政府を代表し千田恵介駐サモア日本国大使、セウラ・ロアネ・トゥウアウ教育・スポーツ・文化大臣、パラウリ1区のセウゥア・イオアネ財務大臣をはじめとする学生、教員及び保護者が参列し、新講堂の完成を祝福しました。

同資金協力では、2021年の3月に限度額209,903米ドル(WST526,732.75サモアタラ相当)がパラウリ・シシフォ中高等学校へ供与されました。

同校は、プロジェクトの実施前において年間を通じた適切な学校行事を行ことが困難であり、施設不足に直面していました。

本支援により、同校のより適切で質の高い学習環境が提供されることが期待されます。

我が国は、すべての人々にとってより良い社会を創造するための支援継続に専念し、サモアの人々と共に協力していくことを目指しています。

日本のGGPは、開発途上国の草の根レベルの様々な開発ニーズに応えるために1991年に導入され、これまでにサモア全土の各分野において210以上のプロジェクトに資金提供を行ってきました。