サウアゴ村水道設備整備計画(2016年度草の根無償)引渡式(2022年6月23日)

令和4年6月27日
 スピーチ中の千田大使
 千田大使と式典の参列者
我が国政府は、サウアゴ村の小学校を含む32世帯の400人に対し、改善されたより適切な水道設備を供与しました。
式典には千田恵介大使が参加し、サウアゴ村評議会水道委員会への本水道設備の引き渡しを行いました。
 
日本の草の根・人間の安全保障無償資金協力(GGP)を通じて、限度額96,166米ドル(WST 240,294.85サモアタラ相当)が供与されました。

同委員会は、1959年の初期の設置以降、日常使用として不安定で適さなくなった老朽化した既存施設の向上を図るため、2016年に我が国の支援を求めました。更に、乾季時においての村全体への給水も不十分でありました。
 
我が国の支援によって、集水口の再建、新たな主給水管及びそのコンクリート土台、制御バルブ、1万リットル貯水タンク4基、同村全体への給水管が設置されました。

本プロジェクトの完成によって、今後はサウアゴ村の人々が水不足や不適切な旧施設の利用から開放されることが見込まれています。
 
我が国は、人間の安全保障の確保及び二国間の既存の温厚かつ親密な関係をより豊かにするために、サモアの人々及び政府への支援努力に取り組んでいます。