大使室より(電動ボートの寄贈式)
令和7年12月19日
電動ボートの寄贈式
写真の船を見て下さい。先般ご紹介したGaualofa号と同じく双胴型のボートですが、こちらは帆船ではなく、推進力として電気モーターを利用します。電気自動車(EV)と同様、リチウムイオンバッテリーを搭載しており、そこに充電、その電気を使って2つのモーターを駆動します。船の屋根には太陽光パネルも設置されており、そこからの充電も可能。
この船は、この日にマノノ島の村落に寄贈された4隻の双胴船(Alia)のうちの一つ。
去る12月12日には、マノノ島にて寄贈式が行われ、私も出席しました。この寄贈は、日本がUNDPに資金拠出して実施されたCAP-ITプロジェクトの一環。今時、陸上を走る電気自動車は珍しくありませんが、電動の船は珍しく、こうした船が導入されるのはおそらく太平洋でははじめてです。
サモアにはウポル島、サバイイ島の他にいくつか小さな島嶼が存在しますが、マノノ島はその一つで、ウポル島とサバイイ島の間にあり、ウポル島から船で約20分。1時間余りで島を一周できるくらいの小さい島ですが、人口は2016年調査時点で889人。地元の人によれば昨今は凡そ1,000人とのこと。島には車はなく、犬も居ません。
船の名前は「Penina o le alofa」といいます。つまり「愛の真珠」。
写真の船を見て下さい。先般ご紹介したGaualofa号と同じく双胴型のボートですが、こちらは帆船ではなく、推進力として電気モーターを利用します。電気自動車(EV)と同様、リチウムイオンバッテリーを搭載しており、そこに充電、その電気を使って2つのモーターを駆動します。船の屋根には太陽光パネルも設置されており、そこからの充電も可能。
この船は、この日にマノノ島の村落に寄贈された4隻の双胴船(Alia)のうちの一つ。
去る12月12日には、マノノ島にて寄贈式が行われ、私も出席しました。この寄贈は、日本がUNDPに資金拠出して実施されたCAP-ITプロジェクトの一環。今時、陸上を走る電気自動車は珍しくありませんが、電動の船は珍しく、こうした船が導入されるのはおそらく太平洋でははじめてです。
サモアにはウポル島、サバイイ島の他にいくつか小さな島嶼が存在しますが、マノノ島はその一つで、ウポル島とサバイイ島の間にあり、ウポル島から船で約20分。1時間余りで島を一周できるくらいの小さい島ですが、人口は2016年調査時点で889人。地元の人によれば昨今は凡そ1,000人とのこと。島には車はなく、犬も居ません。
船の名前は「Penina o le alofa」といいます。つまり「愛の真珠」。